Jan
15th
Fri
15th
愛するひとが過去になった。
薄々気がついていた気もする。認めるのが酷く怖かった。如何せん、未成熟な喉で誰かに愛を叫び続けるには、7年という歳月は長すぎた。必死に抱え込んで抱き締めていたそれを手放すのが、手放した後の空洞が恐ろしくてしかたなかったし、他に腕の使い方もわからなかった。今も、両腕の中身はからっぽのがらんどうだけれど、その中を風が通って寂しい音をたてることや、鳥肌のたつような冷たさは感じているからどうやら、未だわたしの腕は生きて、わたしにくっついているらしい。